赤倉山荘ご案内
第3回 慶應赤倉アカデミー
第3回 KAAを振り返って…
吉野 副会長(談)
「幸い天候に恵まれ、また怪我等のアクシデントもなく、ご機嫌な気分でこのイベントを終わることができて何よりでした。素晴らしい講演をしていただいた北川教授をはじめとする外科(一般・消化器)の諸君と、周到な準備をしてくださった渡辺赤倉山荘運営委員長、塾の一員となってほやほやの薬学部まで声を掛けて頑張った学生委員の庄司佳晃君(M6)たちに心から感謝します。」
北川 教授(談)
「医学部、看護医療学部の学生諸君と酒を酌み交わし、深夜まで語るなかで彼らの熱い思いとエネルギーを感じました。今回は、少々重いテーマを選んだので心配していましたが、若い彼らから我々外科医も明日への活力と希望を与えられました。KAAは、我々教員にとっても最高の行事です。年齢を忘れてドッジボールでも全力投球し、ふしぶしが痛みますが、素晴らしいい機会を与えてくださった渡辺先生、庄司君、参加してくれた学生諸君に感謝の気持ちでいっぱいです。」
赤倉山荘運営委員長 渡辺 真純(64回生)
去る9月27、28日に第3回慶應赤倉アカデミー(KAA)が開催された。
KAAは塾員の教員を講師として赤倉山荘に招き、医学部学生をはじめ塾生、若手卒業生の啓蒙を図り交流を深めるアカデミーである。今回は一般消化器外科、北川雄光教授(65回)にメインスピーカーをお願いし、同教室の若手スタッフ竹内裕也(71回)、和田則仁(71回)、尾原秀明(72回)、日比泰造(77回)の各先生が講師として参加された。
医学部、看護医療学部から26名の学生、三四会からは吉野肇一副会長、渡辺真純、深川和己、楊浩勇、横山知明の赤倉山荘運営委員などが参加した。
一行は北里図書館前をバスで出発し赤倉山荘へと向かった。車内では様々なゲームやコンテストが行われ講師を含む一同の団結が強まったところで山荘に到着した。山荘自慢の温泉、夕食を堪能した後にアカデミーが開催された。北川教授からは「命と向き合うこと」というタイトルで自身のキャリアパスを交えながら外科そして手術に関する心のこもった講演が行われた。また、4人の外科の先生達からも熱いプレゼンテーションが日付の替わる深夜まで行われた。今回は特別に内視鏡下手術用トレーニングボックスを用意し、学生参加によるゲーム形式の手術シュミレーションコンテストが行われ、アカデミー最高の盛り上がりを見せた。
翌日は寝不足気味の一同であったが、3チームに分かれドッジボール大会を開催した。学生以上に真剣なOB、講師達のプレイが目立っていた。最後は山荘前の広場で管理人さんを囲んでの表彰式、閉会式が行われ、名残り惜しい雰囲気のなか信濃町への帰路についた。
今回のアカデミー運営から主体性を学生諸君に委ねるようにしたが、学生責任者庄司佳晃君の大活躍があり、大変立派なアカデミーを開催することができた。関係したすべての皆様に深く感謝します。